「なぁ、財前」 「何ですか」 「もう大魔人白石おらんで?」 「そうですね」 「まだオレの身の安全は保証されんと?」 「謙也くん」 「何や財前くん」 「熱伝導、って知ってます?」 「んー……、あっついのと冷やっこいのくっ付けとくと、熱いと冷たいの真ん中くらいになる、っちゅー奴か?」 「まぁ、そんなモンですわ」 「3年舐めんなや」 「もうちょい頭良さそうな説明出来ないモンですかね」 「るっさいボケ」 「すんませーん」 「で、偉大なる先輩は熱伝導知ってましたけど」 「あぁ、意外にも知ってはりましたね」 「一言多いねんお前は! 白石にどやされても知らんで、ったく。で、何の話やったっけ」 「俺体温低いんで。先輩も羨むスペシャルボディ捧げたりますわ、お望み通り」 「む?」 「これでお子さま体温の謙也くんもちょっとは涼しくなるんちゃいます?」 「なるほど」 「感謝してくださいね」 「へーへー」 7月5日の日記。 なにかのオマケ文です。 410組のしゃべり方が…わからんとです……関西圏の方ごめんなさい。 突発で書きたくなった見るも無惨な夏の光謙シリーズですうちの光謙はこんなかんじです。 |